第1章 Beginning of the story

コールセンターが入っているビルの前には高そうなリムジンが止めてあった。
断りきれなかった柊は社長と話し合い結局行くことになってしまった。

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柊「わ、私が本当に行くんですか？！」

社長「まぁ…先方がそう言ってるからねぇ…バイトとは言え、あの人はお得意様でしょ？」

柊「勤め始めて数日なのにお得意なんて出来る訳な…！」

社長「しかし頑張りたまえ。きっと君にとっていい経験となろう。」

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先程していた会話が駆け巡り思わず頭のこめかみ部分を抑える。

「あぁ、頭が痛い…。」

抑えて下を向いていると差し出される手。

「湊さんですよね？」

見たことのある手。記憶に新しい。
急いで上を見上げると、ぶつかったあの男性が微笑んでいた。




〜To be continued〜