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【Pkmn】Love me! Love me!【悪の組織】

第3章 Earth + Sea = Dangerous?


夜。マツブサに呼ばれて柊は彼の部屋の扉を叩く。

「柊です。入ってもいいですか?」

「あぁ、構わんぞ。」

「失礼しまーす。」

マグマ団とアクア団の話を聞いたからか少し彼の部屋に入るのが楽になった。

サカキとはまた違う雰囲気の部屋ではあったが落ち着いていることには変わりはなかった。でも少し電気が暗い。態となのだろうか。

「何か用でしょうか?」

「…君は悪の組織をどう見ているのか知りたくてね。」

「なんですか、いきなり。」

柊は暗くてマツブサの表情が分からなかった。

「…何故我々に協力したんだ?」

「そ、それは…。」

(裁縫道具に釣られたなんて言えない!)

考えて見ても何故この仕事を引き受けたのか…本当に理由がない。軽々しく引き受けるんじゃなかった。

「引き返すなら今だぞ。」

その言葉がやけに冷たく感じた。

引き返す…?引き返して普通の生活に戻る?
確かに今ならまだ間に合う気がする。
だけど…。

「…引き返すなんて。今更もうしませんよ。」
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