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【Pkmn】Love me! Love me!【悪の組織】

第3章 Earth + Sea = Dangerous?


仕事が終わり部屋に戻る柊。

「ふぅ…ただいまって誰もいないのに何言ってん」

「柊お疲れ!!」

聞こえないはずの声が聞こえる。
ドアを閉め、部屋に行くとアオギリの姿。

「あの…私、鍵掛けてませんでしたっけ?」

「掛けてたぞ!しっかり掛かってた!」

「どうして貴方がいるんですか?」

「お前の合鍵作ったんだよ!ほら!」

ドヤ顔をドーンとかまし、スペアキーを見せるバンダナ男。

「私のプライバシーがぁ!!!」

柊がその場で座り込むとガハハと笑う男は言葉を紡ぐ。

「安心しろ!普段は厳重な箱に入ってるから!」

「厳重な箱からどうやって手に入れたんですか?!」

「俺、一応その箱管理してるから分かるんだよな。マツブサに追い掛けられた時ぐらいしかここに居ねぇから大丈夫だ!」

そんな爽やかな笑顔で言われても…。

ここに住んでいるとは言えど彼女は女。本当はオートロックとかの家に住んでそこから通うのがいいんだろうけどそれではサカキに許して貰えないだろう。

「って事は、今、マツブサさんに追い掛けられているんですか?」

「まぁな。ここなら人の部屋だし侵入しないと思って。」

「だったら自分の部屋にいればいいじゃないですか。」

「マツブサ、俺の部屋だけはズカズカ入ってくるんだよ。」

「貴方達は仲がいいんですか?!悪いんですか?!」

「どう見たって悪いだろうよ。」

喧嘩するほど仲がいいとはこの事ではないかと思ったがあえて口には出さなかった。

「やっぱり…2人の目的は矛盾してるからいつもこんな感じになってしまうんですか?」
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