第3章 Earth + Sea = Dangerous?

「───それが原因で遅れたと…あいつらは何やってんだ？全く…。」

「取り敢えずごめんなさい…。」

10時半。30分の遅れに眉間にシワを寄せるサカキ。
30分の遅れは大きい。
会社員なら失格である。

「…あの二人を呼んでこい。」

「わ、分かりました…。」

柊は遅れさせた原因であるあの二人を呼びに行った。

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M「申し訳無かった！！！」

「そ、そんな土下座しなくても…！」

A「俺が悪かった！ごめん柊！！」

2人は柊に土下座して謝った。

R「はぁ…お前ら…たかがプリンでそんなに喧嘩することじゃないだろう…。」

M「しかし、勝手に部屋に入ってテーブルの上に置いてあったプリンを食べると言うのは不法侵入であり、窃盗だと思う！」

A「マッちゃんに聞こうとしたけどいなかったからまぁいいかなって思ったんだよ！」

M「マッちゃんと言うな！お前と仲良くする気なんて全くない！」

R「2人で勝手にやってるならいいが、人の迷惑を考えないのはどうかと思うぞ…。」

流石に彼女もサカキの言葉に同意した。
2人はそれ以上反論する事が出来なかった。