第2章 Can not I go living!?

サカキに言いくるめられてしまい、結局住み込みで手伝いをすることになってしまった柊。

頭金を支払ったばかりの部屋を解約し、バイトも辞め、大きな荷物を持っておじさん達がいる家へとやってきた。
キャリーケースをコロコロと運びながら空を見上げる。

天気は晴れ。アローラ地方よりも快適な温度。湿度も丁度良い。
でもやはり彼女の心は曇り空だった。

「…私、どうなっちゃうんだろうなぁ。」

平均年齢が高いあの人達にとっては柊なんかまだまだ少女という感覚だろう。

おじさんと少女。逆ハーレム状態となってしまって柊はどうしたらいいのか全然分からなくなっていたのだった。




〜To be continued〜