今日は何処で、どんな風に…【文豪ストレイドッグス】【R18】
第2章 執務室で、甘く…【中原中也】
「手前覚悟はできてんだろうな」
前髪で隠れて見えない瞳は、一体どんな感情を示しているのか分からない。低い声に、私は思わず身をよじらせた。
「ん、ひゃぁ!?///」
まるで獣のように、彼は突然、私の首筋に噛み付く。
ちぅ、と吸って、赤い花をひとつ、咲かせる。
ふぅ、と息を吹きかける。
私は気持ちいいのを隠せなくて、声を漏らす。
「…蛍、男に抱かれんのは初めてか?」
「だ、抱かれ…!?///」
「よし、一生俺だけにしとけよ?初めても最後も全部俺が貰ってやっからな…」
そう言うと、私のスカートの中に手を入れて、内腿をするすると絶妙な感覚で撫でる。
他人に普段絶対に触られない場所だから、敏感なのか。漏れる声は、吐息は、止まることを知らない。
「足開け、もっと、」
彼の力に到底叶うはずもなく、呆気なく足は開かれる。その太股と太股の間、つまり秘部に、下着越しにぐっと彼の膝で刺激される。なんとも言えない感覚が、私の全身を駆け巡る。
膝は宛てがわれたまま、私のブラウスを脱がそうとする。無駄と知りながら、思わず抵抗してしまう。
「やぁ…っ」
「こら、脱がねぇのかよ?着衣セックスか?いい度胸じゃねぇか」
私の弱々しい抵抗などお構い無しに、彼は下着まで簡単に脱がす。
露わになった胸は、彼の手によって揉みしだかれる。
「ふぁぁ、ちゅ、やさん…っ」
「綺麗な胸してる…柔らけぇ」
揉まれる度に、じわじわと溢れ出す蜜に、自分でも恥ずかしくなって、ほとんど何も考えられなくなっていた。