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獣電戦隊キョウリュウジャー

第15章 「ジャキリーン!ハートをまもりぬけ」




あれから何分?何時間たったんだろう…

もう意識は朦朧して力が入らない

『ダイゴさん…イアンさん…ノブハルさん…ソウジくん…アミィさん…空蝉丸さん…』

頬に雫が流れる

は急いで制服で涙を拭った

『泣かない…何があっても…絶対に…』

でももう限界…

はゆっくり目を閉じた


ガチャッ…ガチャッ、ガチャン!!


『…?』

ソウジ「…!!」

ロッカーを開けたのはソウジだった

『何で…』

ソウジ「!!」

ソウジはコヨミを引き寄せ、抱きしめた

『ソウジくん…』

ソウジ「無事でよかった…!」

『どうして…ここが…』

ソウジ「帰りに…のクラスの人が話してるのを聞いて…もしかしたらって…」

気のせいか…ソウジの手が震えてる気がした…

『あり…がと…う…』

はそのまま目を閉じた

ソウジ「…?!!」


―――――


『う…』

目を覚ますと見慣れない場所

『ここは…』

隣を見るとソウジが寝ている

『!!』

びっくりして叫びそうになったが何とかこらえた

『(ここ…ソウジくんの家…!?)』

どうして私…

ロッカーに閉じ込められて、ソウジくんが助けてくれて…

それから…?

ソウジ「ん…」

『!』

ソウジが目を擦りながら起きた

『(可愛い…///)』

ソウジ「…!目が覚めたのか…!」

『う、うん…』

ソウジ「よかった…」

ソウジの顔は本当に安心した顔だった

『あの、私一体…』

ソウジ「ロッカーから出た後、気を失ってたんだ。それから病院行って、俺の家に」

『そう…なんだ…ありがとう…』

ソウジ「………のか…?」

『え…?』

ソウジ「あんなこと…毎日されてるのか…?」

『ち、違う…よ…?』

ソウジ「…………」

『ソウジくん…?』

ソウジ「携帯…ある?」

『携帯…?カバンに…』

ソウジ「貸して?」

はソウジに携帯を渡した

ソウジはしばらく何かを打ち込んでに返した

ソウジ「俺のアドレス。また何かされたら連絡しろよ?」

『!!』

携帯を開くとちゃんとソウジのアドレスが

『ありがとう…!』

ソウジ「あぁ…//」

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