第14章 「ブットバッソ!せっしゃとキングどの」

『どこ…ここ…』

色がない変な空間

時代劇で使う場所みたいな古い建物が建っている

にしても居心地が悪く、縛られてて動けない

《ほぉ。女神の生まれ変わりも連れてきたのか》

『!!…ドゴルド…!』

ドゴルド《丁度いい。お前は人質になる》

ドゴルドはを掴んで歩き出した

『離してよ…!』

ドゴルドが向かった先にはダイゴがいた

『ダイゴさん…!』

ダイゴが獣電池にブレイブを込めるが反応がない

ドゴルド《ムダだよキョウリュウレッド!!》

ドゴルドはを放り投げてダイゴに襲い掛かった

ダイゴ《ドゴルド!!》

ドゴルド《この隠れ里では獣電池は使えねぇ!!タンゴセックの霧で歪んだ空間じゃあ、お前とスピリットのつながりは妨害されちまうんだ!!》

ダイゴはドゴルドに飛ばされる

『ダイゴさん!!』

ドゴルドはダイゴに向けて雷撃を放った

『やめて…！』

ダイゴは攻撃をモロに受けた

『嫌…やめて…っ』

もう大切な人を失いたくない…!!

『嫌だよ…ダイゴさん…!』

の頭にあの光景がフラッシュバックする

ダイゴの体はゆっくり地面に倒れていく

の目に涙が溢れる

「親方様ーー!!」

ドゴルド《空蝉丸!!》

空蝉丸は急いでダイゴに駆け寄る

空蝉丸「奥義、土煙爆!」

空蝉丸は煙を撒き散らし、ダイゴと共に姿を消した

ドゴルド《チッ!腹立たしいぜ!》

『ダイゴさん…空蝉丸さん…』

ドゴルド《おいおい、何で泣いてんだ?》

ドゴルドはを立ち上がらせ、とある小屋の中に向かった

ラッキューロ《ラキュ?》

ドゴルド《見張りか?ラッキューロ。カオスの旦那も用心深いこったな》

ラッキューロ《ま、そういうこと～》

そこに物音が

タンゴセック《何事!?》

ドゴルド《来やがったか…》

そこに現れたのは空蝉丸

『空蝉丸さん…!』

空蝉丸「タンゴセック～…!!」

空蝉丸とタンゴセックが戦い始める

はもがいて鎖を外そうとするが外れない


ｷﾗｯ…


のネックレスが赤く光る

『この光…』

ガブティラが…呼んでる

『おいで…ガブティラ』

のネックレスは光り、光りの筋が小屋を突き抜ける

そしてガブティラの声が