第52章 「ブレイブにつたわれ(イアン寄りの方はこちらへ)」
『ずっと…前から…イアンさんのこと…でもイアンさん他にもたくさん女の人がいるから…っ』
イアンはを抱き締めた
イアン「ごめん……女の子を泣かせるなんて…最低だな」
イアンはの涙を拭った
イアン「女の子たちに連絡を取ってたのはこれを探してたからなんだ」
イアンの手にはアクセサリーが
『これ…』
イアン「ちゃん、あんまりアクセサリー付けない感じだったし…何をあげたらいいかわかんなくなっちまった」
『何で……私に……』
イアン「好きな女の子の喜ぶ顔が見たかった」
『え…好きって……』
再びを優しく抱き締めた
イアン「こんなに本気になった女の子はいなかった…。いつまでも本気になることなんてないって…。でもちゃん見てたら…危なっかしくて放っておけなくて…」
『貶してるんですか…』
イアン「違うよ、守りたくなったんだ」
『イアンさん…』
イアン「いつも人のために無茶して…辛いことも我慢して…こんなに惹かれたのは初めてだ」
『これ…つけていいですか?』
イアンはアクセサリーをにつけた
イアン「うん、似合ってる」
『ありがとうございます…』
イアン「ちゃん」
『…?』
イアンはの顎を持ち上げ唇を合わせた
『!』
イアン「可愛い」
『あんまり…女の子と遊ぶと……ヤキモチ焼いちゃいますから…』
イアン「もちろん、もう遊ばないよ。本気になれる子ができたからな」
『イアンさん…』
イアン「これからも…守るよ、お姫様」
『ふふっ…お姫様なんて……ありがとうございます』