第50章 「だいばくはつ!さよならキョウリュウジャー」
ダイゴ「みんな!宇宙にはまだまだデーボスより悪い奴がいるらしいぜ!いつかぶっ倒しに行かねぇとな!」
ソウジ「喋らないで…じっとしてて…!」
ダイゴ「壊れた街も、早く元に戻さねぇといけねぇしさ!」
ノブハル「ダイジョーブイ!そういうのはもう、僕がやってるよ!」
ダイゴ「でも、その前にまずは…ストロベリーパフェだ」
アミィ「…!」
ダイゴはアミィに貰った紙をポケットから出した
ダイゴ「約束したもんな。だから帰ってきたんだ、アミィ」
アミィ「キング…っ!」
2人は抱き合った
ダイゴが後ろを振り返るとスピリットとなったトリンたちが
『私の役目もこれで終わりね』
ダイゴ「アルトか」
『えぇ。ありがとう、この子を守ってくれて。最後に…私の力を使って奇跡を起こしてみましょうか』
ソウジ「奇跡…?」
『そう、奇跡』
アルトの手には真っ白な獣電池が
アルトはその獣電池に力を込めて空に投げた
獣電池は光の粒子となって街に降り注ぐ
アミィ「綺麗……」
街の瓦礫は消え、壊れた場所も元に戻っていく
人々の傷も癒えていく
スピリットとなったトリンたちも実体となって現れた
トリン「アルト…!」
鉄砕「アルト様…!」
ラミレス「アルト様…」
『またね、トリン、鉄砕、ラミレス。みんな。この子のことを…これからもよろしくお願いします』
アルトはの中から消えた
『わっ…』
倒れそうなをソウジが支えた
ソウジ「大丈夫…!?」
『うん、ありがとう』
は空を見上げた
『(ありがとう、アルト……私…頑張るから…)』
そして獣電竜たちとキョウリュウジャーたちは勝利の雄叫びを上げた
恐竜プラス人間
億千年の時を越え
地球を守り抜き
今
史上最強のブレイブチームが勝利した
聞いて驚け!
獣電戦隊キョウリュウジャー!