第38章 「ギガガブリンチョ!きせきのシルバー」
ダイゴ《ラミレス!!鉄砕!!》
みんなは倒れているラミレスたちに駆け寄った
トリン「貴様…!一体何者だ!!」
《お前は鏡を見たことがないのか?俺はお前だ》
カオス《はっはっはっはっ…》
トリン「カオス!!」
カオス《トリン…お前もデーボス様より生まれたことを忘れたか》
トリン「…っ」
カオス《私、百面神官カオスと並び…魔剣神官だった頃…つまり本来あるべきお前の姿がこれだ》
もう一人のトリンが変化
悪の心に満ちたような姿
《俺は魔剣神官マッドトリン!》
ダイゴ《マッド…トリン…》
マッドトリン《先代と違い、俺は役に立つ》
トリン「ふざけるな!!」
トリンはマッドトリンを攻撃
しかし攻撃は弾かれ、一瞬でトリンの懐へ
そして剣を交える2人
キョウリュウジャーたちはガブリボルバーをマッドトリンに向ける
マッドトリン《おーっと、俺を攻撃すると…あっちが酷い目に合うぜ?》
ダイゴ《何…!?》
マッドトリンが指差す方向
そこには鎖を巻かれて傷だらけのの姿が
ダイゴ《!!》
イアン《何て酷いことを…!!》
ドゴルドはの首元に剣を当てる
ドゴルド《そいつに手を出したら…この女が死ぬぞ》
ソウジ《くっ…》
空蝉丸《なんと卑怯な…!!》
マッドトリン《ふっ…!》
マッドトリンはキョウリュウジャーたちが手を出せないことがわかると剣を振った
その隙に後ろから攻撃しようとしていたトリンだったが、すぐに背後に回られ、背中を斬りつけられた
トリン「ぐっ…」
マッドトリン《魔剣!!マッドネスフレイム!!》
マッドトリンの攻撃はキョウリュウジャーとトリンに一直線
大ダメージを与えた
マッドトリン《こやつら、話になりませんなぁ…兄上》
トリン「…!!…兄上…!?」
カオス《彼は私の新しい用心棒。聞き分けの良い弟だ…》
マッドトリン《消えろ、不良品》
マッドトリンはトリンに刀の先端を向ける
トリン「不良…品…?」
ダイゴ《み、耳を貸すな!!トリン!!》
マッドトリン「くたばるがいい」
マッドトリンは剣を振り上げる
《《《《トリン!!》》》》
キョウリュウジャーたちは起き上がってトリンを庇おうと走り出した