第33章 「バーカンス!えいえんのホリデー」
―――スピリットベース―――
ノブハル「秋祭り、いよいよ来たよ、秋祭り」
ノブハルは秋祭りのポスターを広げながらドヤ顔
ノブハル「どう!?季語もばっちりでしょ!!」
ガクッ
ソウジ「俳句のつもりだったんだ…」
ノブハル「商店街の秋祭りの装飾作りは、なんでも屋まるふく、年に一度の大仕事!理香も毎年楽しみにしてるんだ~」
ノブハルは広げたポスターを丸めていく
ダイゴ「いいよなぁ~、お祭りは!どこの国でも!」
ノブハル「と、言うわけで、今夜から優子と夜通し作業だから明日は何かあったらよろしく!!」
ダイゴ「おう!任しとけ!!」
アミィ「何も事件がなかったら、ノッさんの様子見に行くね!」
イアン「それがいい。徹夜でもしてぶっ倒れたらマズイ」
ノブハル「じぇ!何その年寄り扱い!!」
ソウジ「まぁまぁ。早く寝て、なるべく朝にやった方がいいよ、ノッさん」
空蝉丸「そうでござるよ。気は若くとも、無理は禁物でござる」
ノブハル「ウッチーにだけは言われたくないよぉ~。今いくつだ?」
空蝉丸「拙者、数えで29でござる!」
ノブハル「ガーン…!!!年下だったぁ~…!!」
ノブハルに32の数字がのし掛かる
それにくらべて空蝉丸は光輝いている…
ノブハル「戦国時代の人だから油断してたけど…ウッチー年下だった~…!!あっ!!」
ノブハルは崩れ落ちた
―――翌日―――
『ん…』
目を覚まして起き上がった
しばらくボーッとしていると…
『………あっつい』
はカーテンを開けて窓を開けた
『残暑かなぁ…あっつい~…』
は朝からシャワーを浴びた
『にしても…もう9月なのに…まるで夏…』
ふとカレンダーを見る
『ん?あれ?』
よく見ると全部祝日…!?
『10月も…!!』
何これ…