第5章 「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」
キーンコーンカーンコーン…
「今日はここまで。日直」
「きりーつ、れーい」
「「「ありがとうございました~」」」
「気をつけて帰れよ~」
「さ~ん!」
ビクッ
『あ、あの…』
「また明日ね~!」
『え…?』
「ばいば~い!」
「また明日~!」
『ば…ばいばい…』
今日は何も言われなかった…
『(よかった…。これで治まってくれればいいんだけど…)』
は少し安心しながらカバンに教科書をつめた
『今日はトリンが教えてくれたカフェに行ってみようかな…』
ワープゲートがあるカフェ
ワープゲートは家にもあるからいいかと思ったけど…一応ね
『ここ…かな…?』
ソウジ「あ…」
『!』
声のした方を振り向くとソウジの姿が
『立風館さん…』
ソウジ「何で俺の名前…」
『あ…すいません…。クラスの女の子たちが話してたのを聞いて…』
ソウジ「そう」
ソウジはカフェに入った
『立風館さん…よく来るのかな…』
は恐る恐るカフェの中に入った
アミィ「いらっ…ちゃん!!」
『え!?アミィさん…!?』
そこにはウエイトレス姿のアミィとコック姿のダイゴ
家族と食事しているノブハルに奥に座るソウジ
アミィ「ちゃんも何か食べていく?」
ダイゴ「俺の作った新メニュー、なかなか好評だぜ~!」
『あ…いえ。今日は遠慮しておきます…』
ガッ!!
ソウジ「父さん…」
奥の席にソウジともう1人
どうやらソウジの父親らしい
「「父さん…?」」
父「待ちかねた。帰るぞソウジ」
父はソウジの腕を掴み、店を出ようとした
アミィ「あ…クリームソーダは…?」
父「代金はお支払いする!!!」
父はテーブルにお金を叩きつけた
ダンッ!!
『…っ!』
はアミィの服を掴んだ
父はソウジを連れて行ってしまった
「「「怖…」」」