第27章 「ナニコレ!デーボスぐんのあくむ」
―――スピリットベース―――
ソウジが眠そうな顔をしてやってきた
『どうしたの…!?ひどいクマ…』
ソウジ「うん…」
ソウジは座って話し出した
この3日間、マネージャーのりんとデートをしている夢を見るらしい
しかし先輩たちに絡まれ、ソウジが「付き合っているわけではない」と言うとりんがラッキューロに変わった
というものらしい
アミィ「あはははは!」
トリン「はははは!」
ソウジ「笑い事じゃないよ…。アミィさんがラッキューロの話なんかするから…あんな夢を見たんだ」
アミィ「えぇ、あたしのせい~!?」
ダイゴ「ふわぁ~!」
『あ、キングおはよう』
ダイゴ「あぁ…。昼寝してても同じ悪夢で起こされちまう…」
ソウジ「え…キングも?」
ダイゴ「ソウジもかぁ~?まさか…」
そこにノブハルとイアンもやってきた
「「「ラッキューロの夢??」」」
ソウジ「え?」
ダイゴ「え?」
イアン「え?」
ノブハル「え?」
「「「えぇ~!?」」」
ダイゴ「俺の見た夢は…アミィが突然ラッキューロになって、みんなを煽り立てて俺を恨ませるんだ~!」
ラッキューロ《ワォ!ワォ!キングって最低~!!》
イアン「俺のはガールフレンドの1人がラッキューロで…」
ラッキューロ《こいつ、女の敵よ!恨め恨め~!》
ノブハル「僕の夢は優子がラッキューロになってお得意様たちを煽ってた~…」
ラッキューロ《悪いのは兄さんよ~!やっつけちゃお~!》
男4人はフラフラになっていた
アミィ「みんな同じような夢を見るなんて…。変ね…」
トリン「うん…」
のネックレスが光だした
トリンも感じたみたいだ
『トリン…!!』
トリン「あぁ…!この感じ…ゾーリ魔たちだな」
アミィ「え…?」
イアン「マジか…。何てバットタイミングだ…」
トリン「恐らく、地面に染み込んだ破片が自然復活したんだ…!」
みんなは急いで向かった
『トリン』
トリン「どうした?」
『お願いがあるの』
トリン「…?」