第23章 「ズオーン!かえってきたプレズオン」
アミィは思いっきり蹴りあげる
ゼツメイツもパスを回し始めた
そしてナガレボーシとダイゴがアタック!
滅ボールはノブハルにめり込み、弾き返した
ゼツメイツたちはボールを置いて逃げ出すが、爆風に巻き込まれて倒れた
ダイゴ《よーし!!今のうちだ!!撤退するぞ!!》
ソウジ《あれ、ノッさんは?》
アミィ《行くよ!》
『えっ…!ノブハルさーん!!』
上から落ちてきたノブハル
すぐにみんなを追いかけた
ダイゴたちはトリンに連れられてプレズオンラボへ
トリン「こっちだ」
暗い道を進むと、大きな格納庫が
そこにはプレズオンがいた
ダイゴ「無事でよかったぜ!」
《キョウリュウジャーの皆さん、ようこそプレズオンラボへ。エレベーターから中央制御室まで来てください》
女の子の声がした
キョウリュウジャーたちはエレベーターに乗って中央制御室へ向かった
エレベーターが開き、中へ入る
「「「「おぉ~…!」」」」
「お待ちしてました」
可愛い女の子が現れた
イアン「おぉ…!こんなところに美女が1人で…。素敵な出会いだ…」
アミィ「始まった~…」
イアン「俺は恋のガンマン」
「イアン・ヨークランドさん」
イアン「えっ…」
女の子は眼鏡の横にあるスイッチを押す
するとイアンのデータが立体的に現れた
「弾丸の勇者キョウリュウブラック。百発百中のスナイパー。ただし、美女においてはこの限りではない」
みんな笑う
イアン「よくご存知で…」
「当たり前じゃよイアンっち!」
イアン「イアンっち…?」
奥からおじいさんが現れた
「お前さんだけじゃない。ワシと孫娘はお前たち全員を知ってるんじゃ…!!ぐわーっはっはっはっはっはっ!!!」
あまりの声の大きさにみんな耳を塞いだ
ダイゴ「でっけぇ声のじいさんだな~…!」
トリン「紹介しよう」
「あーっはっはっはっはっはっ!!!!」
トリン「ドクター、」
おじいさんは笑うのを止めた
トリン「彼はドクター・ウルシェード」
ノブハル「確かにこの人、すごくうるしぇーど!!」
「「「………………」」」
ドクター「ぶわーっはっはっはっはっ!!!がっ…!あ…っ!あががはずれた…」
ガクッ
開けっ放しの顎を孫娘が閉じた
トリン「すぐ調子に乗るのがドクターの悪い癖だ」