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獣電戦隊キョウリュウジャー

第21章 「キャワイーン!うばわれたファミリー」




空蝉丸「1人で本当の危機に直面したとき、どうするのでござる」

勇治「そんな有り得もしないこと、考えられません」

空蝉丸「はぁ…」

『…………』

勇治「パパとママ…今日は迎え遅いなぁ…」

勇治はランドセルの中から地図を出し、空蝉丸に渡した

勇治「ここに家が書いてあります。送ってください」

空蝉丸「これだけ詳しい地図があれば、ご自分で帰れるはず」

勇治「ムリです。またこれ鳴らしますよ?」

勇治は空蝉丸に防犯ブザーを見せる

空蝉丸「それは…っ」

勇治は笑った

空蝉丸「オーマイでござる…」

勇治「お姉さんんも来てください」

『私も…?』

勇治「はい!」

勇治はの手を握って歩き出した


空蝉丸とは勇治の家まで送らされた

『お邪魔します…』

空蝉丸「失礼するでござる」

勇治「パーパ!!マーマ!!」

「キャワイーン!キャワイーン!」

変な声に2階に上がってみる

するとそこには大きな赤ん坊が

勇治の両親はその大きな赤ん坊をあやしていた

空蝉丸「デーボ…モンスター…?」

はカバンの中を見るとネックレスが光っている

勇治「僕のベッドに…!そいつは何なの…!?パパ…!!ママ…!!」

「あら。勇治よ」

「そんなことより、キャワイーンがキャワイーン!」

《ありがとでちゅ~!》

勇治「何だよキミ!そこどいてよ!」

大きな赤ん坊をどかせようとしたが、パパとママが勇治を突き飛ばした

空蝉丸「勇治殿…!!」

「大事なキャワイーンに何をする!」

「一人息子の分際で!!」

勇治「そんな…!パパ…!ママ…!」

空蝉丸「様子がおかしい…!」

空蝉丸は赤ん坊に剣先を向けた

空蝉丸「貴様。ご両親に何をした」

《パパ、ママ!怖いやつが来たでちゅ!急いで安全な場所に逃げるでちゅー!!》

赤ん坊は勇治の両親の手を掴み、窓をぶち抜いて飛んでいった

空蝉丸「待て!!」

『みんな、デーボモンスターが出たの!!空蝉丸さんが追ってる!!お願い!!』

はみんなに連絡を入れて勇治に駆け寄った

『大丈夫!?勇治くん…』

勇治から青いオーラのようなものが

『勇治くん…。行こう、パパとママを取り戻しに!』

勇治とは空蝉丸を追った


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