第2章 甘蜜
美雪「乱歩さんっ、もっと……!もっと乱歩さん……っ、を!感じたいですぅっ!」
美雪が途切れ途切れに言葉を紡ぎ、そう懇願すると
乱歩「……っ!?だっから……煽らないでって言ってるでしょ……!どうなっても知らないからね」
乱歩はそういうと、美雪の中を埋めている己自身をズルズル……と抜き、完全に抜けない所で止めて
ズンっ!
と勢いよく貫く。
美雪「ふぁ……っ、あぁぁん!!」
衝撃に耐えきれず、美雪は壁に着いた手を滑らせてしまう。しかし、乱歩が腕を回して支えたので転けることはなかった。
乱歩「おっ……と、気をつけてよね〜美雪」
美雪「はぁっ、ぅ……!ごめんなさい乱歩さっ、あっ!?あっ!」
美雪が言葉を紡いでいる間にも、乱歩はピストンを止めない。
乱歩「あ〜……気持ち……」
恍惚とした乱歩の声を聞いて、美雪は興奮と同時に嬉しくなる。
乱歩「ねぇ、美雪も気持ちい?」
後ろからそう尋ねられて、美雪はコクコクと頷いて答える。
美雪「気持ち……いっ、乱歩さっ、んっ、あっ、ぁんっ!」
乱歩は美雪のイイ所を的確に突く。
乱歩「美雪ここ弱いよねぇ、っ、美雪締めすぎ……」
美雪「や……っ、らって、もうっ、も……ぉ!」
乱歩「もうイく?」
乱歩がそう聞くと、美雪の蜜壷がきゅんきゅんと乱歩の猛りを締め付ける。
乱歩「あーだめだってそんなに締めたら…!」
美雪「やぁ……っ!イっちゃ……イっちゃう!乱歩さん、あっぁ……!!」
乱歩「僕もイく……っ、」
乱歩がピストンを激しくする。
高みに向かって一気に──
そして
美雪「ふぁぁっ、んんっ、ぁぁぁぁん!!」
美雪は身体をしならせて勢いよく果てた。
乱歩はドクドクと、己の欲望を美雪の中に解き放った。