第13章 #13
名前は八神の到着を待っていた。
名前の頼んだマ○クのセットを買って持ってくると言う。
どうせ置いていくだけだろうし、家には上がって来ないからと。
ノーパンのまま家をうろつく。
すーすーして変な感じがするが、開放感がたまらない。
名前はそのうち慣れるかもと甘い考えていた。
「やっぱり恥かしい…。」
階段の踊り場をくるくる回って歩く。
名前の太股から愛液が垂れている。
「ん…くぅ…。」
もうすぐ会える興奮で頬を赤らめ、愛液で秘所を濡らす。
玄関のインターホンが鳴る。
名前は八神だと思って急いで階段を降り玄関の扉を開ける。
八神がやって来た。
「約束通り買って来たぞ。お母さんとお父さんはいないのか?」
八神は名前にマ○クのセットが入った袋を渡す。
その他にお菓子や大きいペットボトルの入った袋を持っている。
今は夕方だ。
この時間は誰か一人入るはずなのだが今日はいない。
八神は気になって名前に聞いた。名前は笑う。
「八神さんありがとう。お母さんとお父さんは今旅行中だから。
二泊三日の旅行で台湾に行ってくるって。ずるいなぁ~。」
「…。」
八神はじーっと名前の顔を見る。
「置いてけぼりで可哀想になァ。
親いないなら上がってもいいか。」
「えっ…。」
名前は驚く。
「俺のおふくろも夜勤でいないんだよな。
お互い寂しいからお泊まり会でもするか。
何しよっかなー。」
「いいですよ…。で何か思いついたんですか。」
もうすぐ夜だ。
こんな時間だから八神を追い返すなんてこともできない。
名前が礼を言おうとした時。
八神が寂しそうにしてるのを見て、名前は罪悪感に襲われる。
八神は何か考えている。しばらくしてから八神は笑顔で言った。