第9章 #09

八神は守ってくれる。
八神の側にいると安心できるから結婚を決める。
名前は八神の側に行き抱きついて甘える。
「え、別に…いいんですよ。
いじめが終わっても、一人でなんていたくないです。
…ずっと私と一緒にいて。」
　八神は隣に来た名前を見て微笑み、頭を撫でる。　
自分が名前に結婚してと言ったのを思い出す。
「そうか。それが名前の答えなんだな。
名前。愛してる。」
「ん…。」
　八神は名前に口付けを施して、抱き締め床に押し倒した。