第13章 朔間 零 / 吸血鬼の朝事情 ★
少しやり過ぎてしまったかもしれんの…。
我輩のベッドでスヤスヤ眠る可愛い可愛い聖子。
「…行って来る。待ってておくれ、聖子」
おでこにキスを落として、部屋を後にした。
『ちょっと零くん!!?? 今どこにいるの!!???』
「あぁ、これからESを出るぞい♪」
『はぁ!!!???? 今何時だと思って…ちょっと聞いてる零くん!!!!!』
その後、遅刻した零だったが、リハ無しでも完璧に仕事をこなした為、お咎めなしだったのでした。
(薫くんには思いっきり叱られました)
fin.