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あんスタ夢倉庫

第5章 三毛縞 斑 / 地下書庫 ★




ある日の放課後


いつも通りtricksterのみんなと今日のレッスンについて話していた時に


拉致されました。
犯人は三毛縞さん。


この流れ…なんだかデジャヴだなぁ(笑)



三毛縞さんに担がれて移動するのも、慣れっこになってしまった。
もちろん、羞恥心はあるし、出来ればやめて欲しいし、やめて欲しいと言ってはいるが
一向に聞いてくれないし改善の兆しがみえないのである。






「あの…三毛縞さん、ここは…?」
「ここは地下書庫だぞぉ☆」
「地下書庫…そんなところがあったなんて…」
「聖子さんが知らないのも無理はないなぁ。この場所は一部の先生と生徒しか知らない、学園内の極秘スポットだからなぁ♪」



何でそれを知っているんだろう…
それは三毛縞さんだから、それで納得出来てしまうから凄い。




「ここには貴重な資料もたくさんあってなぁ…例えば、これとか…これなんかが、聖子さんの次の企画に役立つんじゃないか?」
「えっ…」
「この間、俺の我儘に付き合わせてしまったから、そのお詫びとお礼にと思ってな♪」
「そんな…気にしなくて良かったのに…ありがとうございます三毛縞さん」




強引なところもあるけど、やっぱり優しいな、三毛縞さん…





「でも、そうならそうだって言ってくれれば良かったのに…。みんな今頃必死に探してますよ(笑) 凄い顔してましたもん、みんな」
「ははは☆ キミ達は仲が良いからなぁ、羨ましい☆」
「えへへ…。ちょっとみんなに連絡してみますね」
「あぁ、それは無理だぞぉ。ここは地下だから電波がないからなぁ」
「あ、なるほど…。じゃあ、手早く読んでしまいますね!」





私は気合を入れて本に向かった








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