• テキストサイズ

【ヒロアカ】アイアム!【オメガバ】

第21章 I am coward




「クソ…くるみ…
俺のくるみ…好きだ…」

『爆豪くんっ…ばくごーくんっ♡』

指先まで絡まり合って、どこも離れないように恥骨を打ち付けた。

落ちるのが怖くて、
どこか張っていた予防線。

切れたら、あっけなく落下した

落下した先は、甘くて優しくて暖かくて気持ちいい
くるみは全部受け止めた…

俺の弱っちい心も、ベータの性も、何もかもを

『好き…』

その一言がうしろめたさの全てを溶かす

いつの間にか、爆豪の目からもボタボタと涙がこぼれ落ちて、くるみの頬を濡らした。
くるみの首がそっと持ち上がり、爆豪に口付けする。

唇が離れた時の誘うような視線が、爆豪の興奮を煽った

『んっう♡あぁっ♡おく♡すごぃぃ…』

「くるみ…くるみ…」
シーツを握る手の力が強くなってシワが増えていく

「くるみ、首……」


歯がくるみの首筋に埋まっていく。

このまま、奇跡みてぇな何かが起きて
アルファになったりしねぇかな…


それが無理なら、こいつのことをせめて孕ませれねぇかなって
なんて


どこまでも馬鹿なことしか考えられねぇ




気持ちいい



/ 352ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp