第3章 Sweet Darlin’=Little Honey
一瞬タイガーさんとバーナビーさんのキスを思い出す。
だけど僕には自分から舌を絡ませるなんて出来っこない。
結果、唇が触れ合うだけの挨拶みたいなキスだったけれど………
「………ッ!」
僕の中でキースさんのモノが更に大きくなるのを感じた。
「あのッ……キース……
どうして?……コレ…」
「仕方ない!
これは仕方がないんだよ、イワン!
君が可愛過ぎるのがいけないのだからね。
私はもう爆発してしまいそうなんだ。
………動いてもいいかい?」
頬を赤く染めたキースさんにこんなにも熱く、そして甘くお願いされたら拒めるハズもないよ。
だから僕はコクコクと頷いて、もう1度僕の方からキースさんの唇を奪ったんだ。
その後は、キースさんに下からガンガンと突き上げられて意識が飛んでしまいそうになった頃……
「イワンッ……
私はもう……ダメだ!
このまま中にッ……出すからねッ!」
初めて聞くキースさんの乱れた呼吸、そして余裕の無い声。
そんな状況に飛びそうになった意識が引き摺り戻され、そしてそれは快感に変わる。
「僕もッ……僕も…
アアッ……中にッ…下さいいい!」
「クゥッッ……!」
キースさんが吐き出したモノが中に注がれる熱を感じたと同時に、それに押し出されるようにして僕の先端からも勢い良く白い液体が噴き出した。