第19章 Just LOVE 後編
「ばに……いいからッ!
俺、自分でする…から……」
「ダメですよ。
今夜は徹底的に身体で覚えて貰うって言ったでしょう?」
「ンンッッ…」
立ったままバスタブの縁に手を付いて、バニーへ向かってケツを突き出す俺。
逃げようと思えば逃げられるのに……
どーしてだろーな………
バニーの甘い声を聞くと、上手く身体が動かなくなっちまう。
その上、バニーの長い指が俺の中に挿入っててさ……
外からはシャワーの刺激、中はグチュグチュ弄られて……
こうなりゃ、みっともなく悶えちまっても仕方ねーだろ?
「ハアア……
何か俺……居た堪れねー…」
「どうしてですか?」
「だってよ……
12も年下の王子様にケツ洗われるオッサンとか……
ありえねーよ。」
「何言ってるんですか?
ココは僕を包んでくれる大切な場所でしょ。
もう僕は愛おしくって堪らない。」
相変わらずのハンサムトークを繰り返しながら、でも……バニーのやるコトって結構えげつねーんだよな。
ホラまた俺の中を一層激しく掻き回しやがる。
「アッ……
ダメだって……ばにッ!」
「コレだけでイッちゃう?」
「ヤダ……
ちゃんと、ベッドで……」
「ふふ……
本当に可愛いな、貴方は。」