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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第19章 Just LOVE 後編


当然この目の前にあるガラスはミラーガラスと呼ばれるモノで、外から中は殆ど見えない。

それを知ってか知らずか、恥じて身悶える虎徹さんが可愛過ぎて……

僕はミラーガラスである事を教える気など欠片も無かった。


背後からゆっくりと虎徹さんへの抜き差しを繰り返しつつ、耳元で甘く囁き続ける。

「ねえ……見られてますよ。
 貴方の中に僕がズッポリ挿入ってるの。」

「………止めッ…」

「僕に後ろから突かれて悦がる貴方を見て……
 皆どう思うんでしょうね?」

「ばに……バニィ……」

ポロポロと涙を零しながら、僕へ強請るような視線を向ける虎徹さん。

「またイキたいんですか?
 もうペニスがガッチガチですね。」

「バニィ……
 イコ……一緒に……」

「………ッ!
 ホントに貴方って人は……
 覚悟して下さい!」

「ンウッ……ンッ……ンンッ…」


両手で虎徹さんの腰をガッチリと掴み、彼の身体が壊れてしまうんじゃないかと思う程激しく突き上げる。

そうすれば僕も虎徹さんもそう時を置かずして絶頂へ到達だ。

「イキますよッ……虎徹さんッッ!」

「バニィィ……アアッッ……」

こうして僕は虎徹さんの中に、そして虎徹さんは目の前のガラスに向かって勢い良く射精した。

窓ガラスをトロトロと、床に向かって流れ落ちていく白い液体。

その耽美でドラマティックなヴィジョンに………

僕の心と身体は更に昂ぶったんだ。
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