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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第17章 three-piece LOVERS 後編


後はもう只管にお互いの名前を囁き合い、キスをして舌を食む。

俺のペニスがバニーの中を掻き混ぜれば、バニーは律儀に俺を締め付け絶頂を促した。

身も心も……お互いがお互いを吸収しちまうんじゃねーかってくらいに溶け合って、必死に愛し合う。

その中で俺とバニー以外の息遣いを感じて、そっちへ目を向けて見ると……

胡座を掻いたライアンが身を屈ませて自分を慰めていたんだ。

俺とバニーのセックスを邪魔する事なく、

俺とバニーのセックスをオカズにして、

自分のペニスを扱く健気なライアンに胸が締め付けられた。

そんな俺の視線を追ったバニーも、フッと表情を和らげる。

そして…………

「……ライアン。」

バニーから差し出される柔らかな声と、優しい手。

それに気付いたライアンは驚いた顔をして俺達をじっと見つめた。

「ね……ライアン。
 ………一緒に。」

再び紡がれたバニーの声に俺も大きく頷いてやるとライアンの表情はクシャッと歪み、差し出されたバニーの手を力強く握る。

………もう片方の手で自分を慰める動きは止めないまま。


それから、俺とバニーとライアンの呼吸は同調を始め………

不自然な程、自然な流れで3人同時で絶頂したんだ。





その後………

俺達の狂宴は

三日三晩、続く事になる。
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