第17章 three-piece LOVERS 後編
「もう我慢ならねー。
お前を抱きたい!
なあ、ジュニア君……イイだろ?」
「オイオイ……ライアン。
まだ分かンねーのか?
許可を出すのは、バニーじゃねえ。
俺だ。」
真っ直ぐにライアンを見つめて言い切る俺に、ライアンの喉がゴクリと動く。
「ハ…ハハ……
そーだな。
ジュニア君は『虎徹さんのモノ』なんだから……」
少し怯えたようなライアンに俺は満足気に微笑んでから、仰向けになったバニーの頭を胡座を掻いた膝に乗せた。
「どーする、バニーちゃん?
俺はバニーちゃんが気持ち良くなってくれるンなら構わないけど……」
「僕は……
虎徹さんの思うままに……」
「そっか……
可愛いな、バニー。
愛してるぜ。」
「ん……」
上体を屈めてバニーとキスをしてから、俺はライアンに言い放つ。
「バニーに挿入れてもイイぜ、ライアン。
だけどセックスはさせねえ。
だからバニーの拘束も解かねえ。
バニーはライアンのオナホールで、
ライアンはバニーのバイブレーターだ。
…………どーだ?」
俺が喋ってる間にもライアンの目がギラギラし出してた。
なあ……こーゆーシチュエーション、好きだろ?