第17章 three-piece LOVERS 後編
「バニー……
大丈夫だから。」
「でも……虎徹…さん……」
「怖がンなくてもいい。
ホラ……ライアンに見せてやれよ。」
「アッ……ダメ…」
「ダメじゃねーって。
いつも俺にどーやって愛されてンのか
見てもらおーぜ。」
「…………ン。」
ライアンの借りてるプレジデントスイートのベッドルーム。
ま、ベッドルーム自体が3つもあるんだけどさ。
ここはマスターベッドルーム…っつーのかな。
とにかく、部屋もベッドもバカみてーに広い!
その広いベッドの上に俺とバニー。
ライアンは少し離れた場所に置いてあるイージーチェアに腰掛け、ゆったりと腕と脚を組んでる。
でもその視線は一分の隙も無く俺とバニーを食い入るみてーに見つめてた。