第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?
「やりましたねッ!
虎徹さんッ!」
「ああ!
やったな…バニーちゃん!」
トランスポーターに戻りスーツを脱いだ途端に僕と虎徹さんはハイタッチとハグ。
そしてお互いが汗で張り付いたアンダーウエアを辟易しながら脱ぎ出す。
虎徹さんの素肌から放たれる噎せ返るような芳香。
東洋系だからなのか、虎徹さんの体臭は独特だ。
いや、東洋系だからじゃない。
『虎徹さん』だから…だ。
その香りにクラクラとする僕に向かって、再び虎徹さんが嬉しそうに語り掛けて来た。
「それにしても最近のバニーはスゲーよなァ。」
「何がですか?」
「だってさー…ここントコずっとポイント独占じゃん。
今シーズンのKOHもバニーで決まりだなッ!」
「ふふ……
全部、虎徹さんのサポートのおかげですよ。
僕なんてまだまだ……」
「いや……
やっぱりバニーはスゲーよ。」
気が付けば虎徹さんが僕の背後にピッタリと寄り添って居る。
そして僕のヒップをギュッ…と掴んだ。
「だってさ……
ココにコレ……挿入ったままなのになァ。」
「ンッッ!」