第15章 How to A B C & ...!? 後編 C&!?
「バニーちゃんってばイヤラシイ顔しちゃってー。
………コレ、欲しい?」
「欲しいッ……です。」
「ヨシヨシ……
素直でお利口さんなウサギちゃんにはご褒美…
あげなきゃなァ。」
虎徹さんは唐突に僕の両膝裏を掴むと、まるで身体を折り畳むように押し上げた。
そう……散々解された場所が真上を向くように。
ココに虎徹さんが挿入って来る………
もう僕は不安なんか欠片も無くって、唯々虎徹さんが欲しくて堪らなかった。
「あ……早く………
虎徹さんッ……早く下さいッ……」
「貪欲だなー…バニーちゃん。
ま、俺もそーゆーのキライじゃねーよ。」
「ンッ……」
虎徹さんの先端が僕のアナルにピタッと張り付き………
「………挿入れるぞ。」
「ヒッ……ンン゛ッッ!!」
一気に上から貫かれる。
「あーーー……
見えるかァ……バニー。
お前ン中に俺の……ズッポリ挿入ってる。」
「ハイ……見えます……
ああ……嬉し……
嬉しいですぅ……虎徹さん……」
見上げる虎徹さんの顔がジワリと滲んだ。
「ヘヘッ……俺も。
やっとバニーと繋がれたな。」
「ンン…ック……」
遂にはポロポロと目尻から溢れ出した涙。
その涙を指先で優しく拭ってくれた虎徹さんは不敵に口角を上げた。
「じゃあ……
一緒にイコっか………バニーちゃん。」