第14章 君の手をひいて歩く僕の未来

「ン……僕、動かなくてもイケそう……
　さんの中、熱くて……ンンッ…締まる。
　ハア…ハア……ペニスが溶けちゃいそうだ。
　ゴム着けてないだけで…こんなに……
　ん、はああ……コレ、スゴい…」

意識してるのかしてないのか……

バーナビーの腰は小刻みに震えてる。

その小さな振動すら、私の止まらない吐き気を煽った。

「ハッ……ア…
　イッちゃいそ……
　気持ち良過ぎ……さん…
　ン……ンッ…
　も…射精しますね……
　一番奥……にッ！
　ンクッ……射精るッッ！！」

お腹の中がじんわりと温かくなる。

その頼り無い熱が妙にリアルで……

ああ…私ホントにバーナビーと繋がってるんだって思った。


もうこれで終わり……

お風呂……入りたいよ……

でもバーナビーは私の中から出て行く気配が無い。

「ハア……ハッ…
　ふふ……そんな可愛い顔して睨まないで、さん。
　まだダメですよ。
　だって今抜いたら、さんの中から零れちゃうでしょう？」

「じゃあ………」

「ええ。
　もう１回……いや最低でも２回は射精さないと。
　一番最初の濃いヤツを
　奥の方へ押し流してあげないといけませんから。」

そう言ってニコニコと笑うバーナビーの姿に、私の喉がヒクッ…と音を発てた。

「ああ、その絶望したような表情も堪らなく可愛いですよ。
　スゴくソソります。
　ホラ………分かりますか？」

うん……分かるよ。

私の中でバーナビーがまた大きく、固くなってる。

何も言わない私には構わず、バーナビーは唯々幸せそうだ。

そして私の両膝裏を掴み押し上げてから、再びニッコリと笑った。

「これでもっと奥まで挿入りますよ。
　元気な子を産んで下さいね……さん。」