第12章 LOVE SAUCE 後編
「ンアアアッッ!」
もう優しく舐めてやる事もせず、俺はいきなり咥えた。
ここまでおっ勃ててたら、焦らすのなんかツライだけだしな。
唇を窄ませて大きくストローク。
俺の唾液とバニーのガマン汁でもうドロドロだから滑りは良い。
けどやっぱ、とにかくデカイわ太いわで……アゴ外れちまいそう。
それでもストロークの間にはランダムで喉の奥まで咥え込み、締め付けてやる。
吐いちまいそうだったけどさ……
そうしてやるとバニーが嬉しそうに喘ぐから、何度もやってやったんだ。
如何にもフェラチオしてます……っていうイヤラシイ音は、しゃぶってる方の俺ですら勃起させる程の破壊力だ。
「こてッ……さん……
虎徹さんッッ……僕ッ…もおッッ…」
「グウッッ……!」
その時……バニーの右手が俺の後頭部を掴んで押し込み、イチモツが更に喉の奥を突いた。
「ごめッ……出ますッ!
ごめんなさい…虎徹さんッ!
ンンゥッ……出ちゃ……ッ…」
「ン゛ヴッ…!」
口ン中に勢い良く流れ込んで来るバニーの精液。
後頭部を抑え付けられちまってるから、逃れる事も出来ねー。
別にイヤじゃねえし、飲んでやるのだってノープロブレムだけどよ……
濃厚で大量っつーのは流石にキツいわ。
「ン゛ッ……ング…」
吐き出しそうになりながら、それでも何とか飲み込んでプハッ…と顔を上げてみれば、バニーはまたポロポロと涙を零してた。
「エッ……どったの、バニーちゃん!?
あ…飲まれるのイヤだった?
初めてだもんなー……ビックリしちゃったか?
ゴメンなァ……俺…」
「虎徹さん。」
バニーの力強い腕が俺を引き寄せ、まるで宝物を扱うみてーに抱き締められる。