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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第6章 Loving you is Killing me.Ⅲ 後編


「虎徹さん、ただいまです。」

「おー…おかえり、バニー。」

「ああ……イイ匂いですね。
 今夜のディナーはなんですか?」

「今夜はなー…バニーちゃんの好きなロールキャベツ!」

「わ……嬉しいな。」

「疲れただろ?
 すぐメシにする?
 それとも先に風呂?」

「そーですね……
 じゃあ先ずはコレで。」

「………ッ!
 ……………だッ!」

「ふふ……
 虎徹さんの唇…甘い。」

「ホント……お前はァ……
 てか……バニーの方が甘いッつーの……」

「ディナーより先にデザートをいただいちゃった気分ですね。」

「あー……
 もうそのハンサムトークはいいからッ!
 早く着替えて来いよ。」

「ハイ。
 ……………あ、そうだ。
 虎徹さん?」

「んー……何?」

「今夜はどっちにします?」

「どっち…って?」

「僕を食べたい?
 それとも、僕に食べられたい?」

「だーかーらー……お前はッ……」

「ね…どっち?」

「……………バニー、明日はオフなんだろ?」

「ええ。」

「じゃ……じゃあさ……
 どっちも……で、イイんじゃね?」


…………………………………………………。



「Got it!
 My Sweetheart.
 I love you.」


「I love you more.
 My Little Bunny.」





END.
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