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君とならキスだけで【TIGER&BUNNY】

第5章 Loving you is Killing me.Ⅱ 後編


漸く覚悟決めたか?

それとも俺の低い声にビビった?

バーナビーの筋肉質な両脚がユルユルと開き出したコトに俺はゾクッとした。

ローションをタップリと右手に注ぎ、さあ始めよう……って矢先

「……要りません。」

バーナビーが顔を背けて呟く。

「要らないって……?」

「ソレ……要りません。
 さっさと挿入れて下さい。」

「はァ……ローションが要らないってコト?
 あのなァ…無理に決まってんだろ。
 よーく解してやらねえと、スッゲー痛えぞ。
 もー泣いちまうくらい……」

「いいからッッ!」

手負いの小動物みてーな目で俺を睨み付けるバーナビーの全身はカタカタと震えてる。

何なんだよ……アンタ、一体。

「酷く……して下さい。
 痛くても構わない。
 僕が苦しんでも……止めないで。
 …………お願い。」


あーーー……そーゆーコトか。

自分がオッサンにしたコトを、自分もされちまおうって魂胆ね。

何ソレ?

そうすれば自分が救われると思った?

赦されると思った?

………アンタ、どんだけあのオッサンに縛られてんだよ!?
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