第6章 moron
あれから寝てしまったらしく、目が覚めたのは朝だった。
正直言って今からまた観光なんてしてる気分じゃないんだけどなあ涙
「大丈夫、私がいるから。」
零ちゃんは私の心を見透かしたように、そう言ってくれた。
零ちゃんが男だったら本当絶対惚れてたよ…
身支度を整えて部屋を出ると、すでに3人は居た。
天と目が合ったけど、いつも通りの感じだった。
それもそれで何だかなあ…
「今日はどこ行くの⁇」
「あすかが行きたがってたパンケーキ屋さん、行こう。」
特に考えてなかったし、何て言って私の行きたい場所に連れて行ってくれる。
わあんイケメン涙
「男がパンケーキ何て変に思われねーか⁇」
「楽と龍は注目しそうだね。」
「天はいかにも食べてそうだよなー。」
TRIGGERの楽しそうな会話も聞こえてきたので早速行くことにした。