第5章 streetPass
「「…ディ◯ニーランド!!!」」
楽が運転手さんになって連れて行ってくれたのは、
ディ◯ズニーランドだった。
龍と一緒に目を輝かせていると、
お前ら子供みたいだな…何て楽に笑われてしまった。
まだ未成年ですー!!
前に1回だけ来たことがあるけど、小さい頃だったのであまり鮮明には覚えてない。
「天、見て!!ミッ◯ーいるよ!!」
はしゃぎすぎて、天との一件も忘れ普通に話しかけてしまった。
天は驚いた顔をしたけれど、すぐいつもの表情に戻った。
「あすかもミッ◯ーみたいな顔してるよ。」
「ちょっ、それどういう意味!」
…なんだ、全然普通じゃんか。
モヤモヤしてたことが馬鹿みたいに思えるくらい、
天と普通に話せて嬉しかった。
今日はめいっぱい楽しむぞ…!!