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第5章 streetPass




「おまたせ、あすか。
さっき九条とすれ違ったけど楽屋来たの⁇」

天と入れ替わりで、仕事を終えた零ちゃんが楽屋に入ってきた。

「どうかしたの⁇」

ソファにあったクッションにずっと顔を伏せていたら零ちゃんに怪しまれたけど、

絶対変な顔してるから見られたくない!!!

そんな願いも届かず、べりっとクッションを取ってきた零ちゃん鬼!


「うわ、どうしたの⁇顔真っ赤。」

だから見られたくなかったのに…

何かあったの⁇という問いに私はしばらく答えられなかった。

零ちゃん言うまで離してくれないし、

零ちゃんだしいっか…という気持ちもあって

今までの成り行きを全部話した。



「今すぐ九条連れてきて。」

「いやいやいや!!」

付き合ってもないのに九条なんなの!!と

いつもクールなのに今はブラック零ちゃんだ…

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