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夢操り屋 凛 第二章

第1章 雨の午後。


朝から降っている雨は、午後になっても
降り続けていた。

「…雨の音って、なんか落ち着かへん?」
教室での浩二君は、割と賑やかに
しゃべっているイメージなんやけど…
私と二人の時は、結構大人しいんだよなぁ…。

沈黙に耐えれなくなった私の問いかけに、
フッと微笑まれてしまった…。

(だから、何でこうゆうタイミングで…
 何も言わずに微笑んでんの!)
…なんか……調子狂うわぁ…
…顔が熱くなってきたやん…

その時、ドアをノックして、
「この間は、ありがとう。」
と、田中さんが入ってきた。
…続けて、誰かが入ってきた…。

可愛らしい、一年生の女の子だった。
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