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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第61章 【微エロ】【おそ松ルート】松野おそ松はしつこい



「そっかぁ~、それならおそ松兄さん! ボクいいもの持ってるよ! これ、おそ松兄さんにあげるね!」

「? なんだこれ?」

「デカパン博士にもらったんだぁ。まぐねっと薬って言ってたかな」

「まぐねっと??」

 角砂糖ほどの大きさのそれは、本当に薬じゃなくて角砂糖みたいに見える。
 十四松からそれを受け取って見てみても、やっぱり薬には見えない。

 てかコイツ、デカパンと仲いいよなぁ。
 だいたい変な薬貰ってくるって言ったらコイツが大半だし。

「赤い薬と、白い薬、片方は自分が飲んで、もう片方を相手に飲ませると、磁石みたいに、くっついて離れられなくなるんだって!」

「マジで?! お前なんでそんなもんもらってんだよっ?!」

「デカパン博士にもらった!」

「それは聞いたから!」

「飲み物に溶かして飲めば、早く効果があらわれるって言ってたよ」

「お兄ちゃんの質問無視?」

 でも………ふーん、なるほどねぇ。

 あ! これ使えば仲直り出来るんじゃね?
 いや、俺は悪くねぇけど、アイツに使って離れられなくなったら多少は素直になるかもしれないじゃん?

 …………もう一回、アイツんとこ行こうかな。

 十四松から貰ったまぐねっと薬っつーもんを持って、まだ喧嘩したままの家に俺はまた足を運ぶ事にした。

「サンキュー! 十四松!!」

「どーいたしましてー! もし仲直り出来なかったらぼくが慰めてあげるねー! 姉さんを!!」

「去り際に不穏なこと言うのヤメテ?!」
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