第59章 【R18】【トド松ルート】その後
「この写真はなにかなぁぁ~~?! いつの間にっ………!!」
「いっ、いやぁ~せっかくナス子姉が可愛い下着つけてくれてたし?! 記念に~~……って思って……っ」
そこには、スヤスヤと下着姿で眠るナス子の姿が撮影されていた。
情事の後、気だるい身体をおしてシャワーを浴びて下着までつけたはいいが、どうしても眠気に勝てず寝てしまった時の写真だった。
「これは没収します!!」
「ああっ!! そんなぁ!! でもいいよっ、ぼくのスマホの中には残ってるもん」
「消せバカ━━━━!! 誰かに見られたらどうすんの━━━っ!!」
「ちゃんとロックかけるから!! 二重!! 二重にかけるから!!」
「っっっ~~~~………」
それならいいか……と、一瞬思ったが、やはり嫌なものは嫌だ。
トド松からスマホを奪おうと必死に腕を伸ばすが、どうしても奪取出来ない。
ナス子はこたつのテーブルに突っ伏してギロリと横にいるトド松を心底恨めしそうに睨みつける。
「リベンジポルノ反対~~~~人権を守れ~~~~」
「絶対に変なことには使わないって約束するから……あ、でも……やっぱ駄目だ、使うかも……」
「消去~~消去しろ~~」
「……ナス子に会えない時の、おかずに」
「……っ!!! ばっ、バカ!! そっ、そんなのがおかずになるか!」
「それを決めるのはぼくでしょ?! とにかくっ、駄目! 絶対消さないからねっ!!」
「~~~~~~……ちゃ……ちゃんと、二重にロック……かけなさいよね!!」
「……うんっ、わかったよっ、ナス子大好き!」
「……微妙……」
「ちょっとナス子姉! そこは、私も……って返すところでしょー?!」
「トッティダイチュキー」
「うわ~~腹立つわ~~~」
そんないつものようなやり取りにさえ、お互い幸せを感じているのだが、どうしても普段からは素直になれないトド松とナス子なのであった。