第57章 【R18】【おそ松ルート】その後
「あ、あれ? ちょ、ちょっと待って…っ」
「…?」
何やら慌てた様子のおそ松。
どうやらうまくコンドームが装着出来ないらしく、まごついている。
この日の為に何度かシュミレーションもして、実際にオナ×ーの時に使ってみたりして練習もした。
だが、いざ本番となると、手が震えてしまって練習通りにいかないというのはよくある話。
余裕かのように見えていたおそ松だが、おそ松なりにナス子を安心させようと一生懸命だったことが、手の震えから窺える。
おそ松とて初めての行為。
緊張するのは至極当然のことである。
「…よしっ……っナス子…!」
「っ…う、うん」
「いい……?」
「……ダメっていう選択肢あるの…」
「ないわ……」
その言葉と同時に、ナス子の秘部の入り口におそ松がしっかりとコンドームを装着した自分のそれをぴとりと当てる。
掴んでいる両膝から、ナス子の体が強張るのがわかる。
ナス子の蜜で、秘部の入り口を先端でゆっくりとなぞると、ぞくりとした感覚におそ松は浅く熱い息を吐く。
「はぁ……っ多分……痛いと思うけど……ごめんな…っ」
「ん…っがんば、る………っっ━━━━━!!」
ゆっくりと、中を押し広げながら挿入ってくるおそ松の熱いものに、ぎゅっと目を閉じて唇を噛む。
「っっキ…ツ……っ」
「うっ……っん……ううっ、んっ…!」
中は十分に溢れる蜜で濡れていたが、初めて迎え入れる太さの異物に、無意識にそれを追い出そうと身体に力が入ってしまう。
当然それには痛みを伴うが、痛みに耐えているのはナス子だけではなく、おそ松もだった。