第56章 【R18】【一松ルート】その後
まだカタカタと震える一松だったが、再びナス子を押し倒し息を吐き、真面目な顔で相手を見下ろす。
足の間に入り、自分の居場所を広げると、ムードもへったくれもあったものではないが、ナス子はこんな一松だって愛おしい。
震えたままのキスがこうも心地がいいものなのかと心臓に明かりが灯る。
「初めてだから、上手く出来るかわかんないけど・・・痛くしないようには気を付けるか・・・ら」
「うん・・・同じく初めてなので・・・宜しくお願いします」
二人は緊張した空気を壊すようにクスリと笑いを漏らす。
身体を起こし、限界突破しかけている自分のモノを握るとその先端を秘部の入り口へと押し当て擦りつける。
垂れた二人の液を混ぜ合うようぐちゅぐちゅと音を響かせた。
ナス子も押し当てられている場所がジンとしたのがわかるとピクリと反応をし変な感覚が再び自分を襲う、二人の身体は一行に震えてはいたが、目が合うとまた微笑む。
「こんな時に言うのもズルイって思うかもしれないけど・・・俺、お前の事・・・好きだよ。 っていうか大好き・・・だから」
「・・・こんな時だから言えるのが一松らしいよね、ふふっ」
「へへ・・・・・・・挿れるからね? 力抜いてて」
痛みを少しでも和らげようと、場所を確認しながら片方の手で相手の膝に手を乗せる。
少し開かれた入り口に少しづつ・・・自分自身を挿入させ膣内を拡張させていく。
「・・・く・・・っぅ…」
「・・・んっ・・・・・・ん~~~っ・・・痛・・・・った」
一松からの告白に情欲をかき立てられたナス子も、感じる痛みと異物感に耐えなんとかそれを受け入れようとした。