第43章 パチンコ警察24時? トド松side
<トド松side>
最近、兄さん達の様子がおかしい。
「なぁ~、ナス子ってさ、何カップかな~?」
おそ松兄さんは暇が出来て口を開くとナス子姉の話ばっかり。
僕はサイズ知ってるけど、教えたら絶対姉さんに撲殺されるから言わない・・・。
「い、一松・・・最近シスターとはどうなんだ・・・?」
「はぁ・・・?」
カラ松兄さんは何故かいつも一松兄さんとナス子姉の二人の様子を知りたがる。
「はぁ~~~~・・・いやいや、あれは夢だから! ある意味悪夢!! 絶対にアイツはあんなに色気ないし女子らしさなんてないっ」
チョロ松兄さんはボーっとして独り言が増えた挙句、発言からするに姉さんの事を言ってるんだろうな。
「・・・・」
一松兄さんは何故か猫じゃらしを一人で宙に向かって振ってる。
最近姉さんの家にあまり行けなくて暇って言ってたもんね。
「姉さん元気かな?! 仕事頑張ってるかなぁ?」
十四松兄さんは皆が言うから話に乗ってるのかな?
十四松兄さんに至ってはちょっとわかんないけどこれおかしいよね?
「ちょ、ちょっと皆さ」
僕は二階の寝室で布団に寝転がって駄弁るウンコもとい兄達に向かって立ち上がる。
兄って言っても六つ子なんだけどね~。