第42章 【微エロ?】ドリームライジング チョロ松side
何故こんな事に・・・。
連休中のナス子の家に、僕は今日一日監禁される事になった。
きっかけは、僕が前にコミケに行った時に見せるって言った漫画やノベルを貸しにきたんだけど・・・。
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<回想>
~ピンポー~ン~♪~
今日確か公休日だったよね、あいつ。
寝てなければ多分扉あけてくれるでしょ・・・ま、寝てたらまたの機会にくればいいけどね。
家だって近い訳だし。
扉をまっすぐ見ていると、ガチャリと扉が開く。
一瞬驚いたがもしかしてまたカラ松が来てるのか?って思ったけど、そこにはパジャマ姿で髪もボサボサ、手にペンを持ち隈を作ったナス子が元気のない様子で僕を出迎えた。
「あ~・・・チョロシコ神様の幻がとうとう見えるようになった~ありがたやありがたや・・・」
僕を前にナス子は両手を合わせると生気のない顔で僕に向かって拝みだす。
「いや、シコは余計なんだけどシコは!!ていうかチョロ松だからっ・・・お前なんでそんな有様になってるわけ?」
「フっ、立ち話もなんだ・・・上がれよ・・・」
うわー、腹立つ~。
まるでこの前のカラ松気どりだなコイツ、カラ松と重ねるとついイラっとくるよねぇ。
あいつは長男に比べれば無害だからいいんだけどさ。