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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第23章 危険な香りの温泉旅行 それから


 真っ当な意見である。
 女性らしさの欠片のない、自分の恰好など普段どうでもいいと思っているナス子でも、さすがに下着を見せながら施術をする趣味は持ち合わせていない。

「ヤダ!!!俺にもしてくれないと拗ねるぞ俺っ」

「おそ松もう最初から十分拗ねてるでしょうが」

「チョロ松交代!!!」

「おい、運転してたのは俺なんだからそこは労われよお前ら━━━━━━━━━━!」

 結局誰がナス子からマッサージを受けるかで喧嘩になり、夕食の時間になった。
 折角気分がノってきていたナス子は複雑である。
 もっとほぐしたかった・・・。

 自分の手をワキワキ見ると残念そうに溜息をつくナス子だった。
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