第108章 最終回【逆ハー】ネヴァーエンディングストーリー
おそ松も文句を言ってはいたが、死刑宣告をされるよりはマシかとすこしだけホっとする。
だがまだここではトッティ裁判は終わらず、今度はチョロ松に白羽の矢が立つ。
「次ぃ!被告人松野チョロ松!!」
「ハイ!!」
始まってしまったよくわからない裁判に乗った訳ではなく、でも反射的に答えてしまい身体が委縮されてしまう。
「おそ松兄さんは馬鹿だよ?馬鹿だからしょうがないけど、チョロ松兄さんまで子供が生まれたら~って仮定言っちゃってるよね?いい?そういう話をすると現実になっちゃうんだから責任持って言って!!ほんと気を付けてっ。そういう所でライジングキャラ光らせなくていいから
「━━━━━━━━━━よって、ライジング死刑」
兄松が注目を浴びている隙にコソコソと一松と十四松が部屋から避難しようとしていると、それも目ざとく発見されてしまいトド松に呼び戻されてしまう。
「被告人松野一松!!セクハラ罪で逮捕っっ」
「は?たい、逮捕?」
「猫を見て可愛いね、楽しいねぇ♪なんて話してる時にあろう事か男の方から女性……一応ナス子も女性だからね。女性に赤ちゃん欲しいの?って聞いちゃう??━━━━━━━━━━あ~もう、面倒臭いからこれも死刑でいいかな★」
「え、えええぇ!?横暴すぎるだろ」
あれよあれよと言う間に六つ子の半数以上は犯罪者になってしまい、この裁判においつけない十四松。
先程、一松と部屋を出ていこうとしたが足を引っ張られ部屋に戻されてしまった為、脱出は困難だ。
「十四松兄さん……」
「トド松……」
トド松が気合を入れ、髪をかき上げたと同時に十四松が大きな声で割って入ってくる。
「次は被告人………松野トド松君!!アアーーーーーイ!」