第107章 【アンケート感謝:チョロ松ルート】彼と私のXXX
「あっ、カラオケに行って男性ボーカルを歌う!」
「ブッブーー!!」
「短距離走をしてみる!」
「ブッブッブーー!!」
「秘密基地を作る!」
「ブッブッブッブーー!!」
「チャンバラごっこをする!」
「いやなんでどんどん少年化していくんだよ!?むしろ逆だよ逆!」
「逆〜〜〜?? う〜〜〜ん………」
ここで、これだ!というものを思いつく。
私は自信満々に、またもやいつの間にかクイズ番組のようにセットされた早押しボタンを強く押した。
「ふっふっふ…わかっちゃったもんね……正解は………髭を生やす!!どうだーーーー!!」
「ブブブブブブブブブブブブッブ─────────!!」
「え、っヒギャァァァァアァ─────────!!」
突如足元の床が抜け、底にあった小麦粉の上に落とされてしまい、視界が真白になる。
「うげっほ!ゴッホ!ゲホッゴホッ!」
「正解はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「ゲホゲホッ、うぐぁ、気管に粉入りそっ……せ、正解は???」
空いた穴からこちらを見下ろしてくるおそ松の隣に顔を出すチョロ松が、
その手にプラカードを抱えている。
そこに書かれている文字が正解なのだろう。
舞い上がった小麦粉と顔面にビッシリついた小麦粉で視界が悪い中、太く大きい字で書かれたそれを賢明に読み上げる。
「えーっと……?」