第107章 【アンケート感謝:チョロ松ルート】彼と私のXXX
「……ちゃんと出来たのかよ」
「で、出来たよ……あっ、でもなんか、ビチャビチャ飛び散っちゃって大変だった……ちゃんと掃除したけど」
「そういう報告は別にいらないから……っていうか、お前が漏れる漏れる連呼してたらなんだか僕まで行きたくなっちゃったんだけど」
「はぁ!? ちょっとやめてよ! ヤダヤダヤダ! 絶対駄目!!」
「お前だって今僕の身体でトイレ行っただろ!? なんでだよ! 言っておくけど、我慢して膀胱炎とかになるのはお前の身体だからなっ」
「うぐっ……」
確かに、生理現象を我慢するのは体によろしくない。それはよくわかっている。
「別にいいだろ、お前の身体で見たことないところなんてないんだから」
「はぁぁぁぁぁあ!? ちょっ、やめてくれる突然サラっとそういうこと言うの!」
そう。
恋人同士なのだから致すことは致しているわけで、確かにチョロ松の言う通りチョロ松にはもう自分でも見たことがないようなところまで見られてしまっているのは私もわかっている。
わかっているが、だがしかしだ、それとこれとはまったく話が別だ。
あなたは自分が用を足しているところを恋人に見られたいと思いますか?
いや、そういう性癖の人もいるかもしれない。
しれないが、私はそうじゃない。
人の性癖をどうこう言うつもりは毛頭ないが、私にそういう趣味はないので当然御免被りたい。
「ホントに嫌なんだけど! なんとかしてよチョロ松! 尿意消して!」
「無茶なこと言わないでくれる!? 尿意を消すってどうやんだよ!?」
「知らないよ! でも消して!!」
「大きな声出すと余計に行きたくなるんだけど!?」
「じゃあ喋らないでよぉぉぉぉ!!!」
チーン…………ポク、ポク、ポク………ジャーーーー……
「もうお嫁に行けない………っ」
「大袈裟だな……」