第104章 【逆ハー:卒業ルート】王道パターン、発動パートⅡ
「ふふん、それさぁなんの為の檻だと思ってたのナス子」
「え、捕まえる為の檻でしょ? チョロ松が前に作った」
「うん、じゃあわかるよね。その檻の鍵だって……僕が持ってるって事」
チョロ松に満面の笑みで檻の鍵を見せられ、目を見開いてしまう。
「さ、残りの連休は……つっても独り占めの時間は少ないけどなぁ。交代制だし! んでも、時間はまだまだあるし、二人きりの時間を堪能しますかぁ、ナス子ちゃん?」
檻から一生出ないなんて言葉は使うものではなかった。
その行動が逆に彼らの思うツボとなり、結局交代制で二人だけの空間を作られた上に、愛を語られ散々言葉で虐められ、自分まで同じく相手の何処が好きかを何度も何度も言わされて……やはり身体も、勿論久しぶりという事もあり美味しく頂かれてしまうナス子であった。
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「もう記憶喪失なんてコリゴリだああああああああああぁっ」