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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第14章 六つ子が気持ちよくなる薬を私が飲まされました 六つ子と私



 待って待って?どうしてこうなったんだっけかなぁ?
 あっれー?あんれぇ??まずは・・・

 1 一松に変な薬飲まされた
 2 変な言葉が口を開くと勝手に出てきた
 3 薬の正体を知りたければ松野家へ
 4 勝手にアイツらを褒め称えて優しくなる、本意じゃない
 5 殺したい
 6 殺したい
 7 殺したい
 8 こr

 うん、結果死刑だな!

 でもおかしい、いつもこんな争い絶対ないのに。
 まるで私がモテ女にでもなった気分なんだけど・・・・・・?
 よくあるゲームとか漫画とかの逆ハーってこんなに辛いの?

 いつも萌え萌えしてたハズなんだけど、いざ自分が似たような・・・いや違うか、コイツらはただ兄弟に負けたくないだけか。
 まぁ、いいとして、自分がこんなような状況になったらもの凄く大変なんだな。
 二次元の主人公って大変だわー・・・、モテるって辛いんだねきっと。

 こんな時主人公ならなんていう?

 やめて!私の為に争わないで!!! とか?

 いやいやー、私に限ってそんな気持ち悪い言葉は出ないでしょー、言っちゃだめでしょー。
 だって私ナス子だよぉ?ナス子ってこんな事しないでしょ。

 6人の言い合いにグルグルと視線を泳がせる。
 一人一人口を開くので私の目と心の突っ込みは行ったり来たり。
 
「「「「「「で、お前(姉さん)はどの松を選ぶ?」」」」」」


 なんだこれ、頭グルグルしてきたんだけど・・・。
 あぁ、わかった、コイツらをグルグル見てたから気持ち悪くなっ・・・



「おええぇえぇぇええぇっぇええっ」


「うわっ、汚ぇ」
「し、シスター?!大丈夫かっ」
「ナス子、ちょっと誰か袋ーーーーーーー!」
「・・・・・・飲みすぎなんだよ」
「姉さ―――――――――――――――ん」
「ちょっとなにこのデジャブ!最悪っっ」

 私は無事、見事に口を開くことなく(ある意味では開いた)立派にリバース。
 寧ろある意味私の思いのたけを吐露しました?あ、ちょっと今の自分上手くない??

 口を押えてたからまだそんなにリバースしてない、と思いたい。
 私のゲロにキラキラ修正がかかってくれますように。
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